吃音(どもり)とは? 症状や特徴、種類について

吃音(どもり)とは?症状や特徴、種類について 吃音(どもり)
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この記事では、吃音の定義と特徴、そして吃音の症状や特徴、種類について詳しく解説します。

吃音(どもり)とは?症状や特徴は?

吃音(どもり)は、話す際に言葉がつっかえたり、繰り返されたりする症状を指します。言葉の流暢さやリズムに問題が生じることが特徴です。

吃音(症)は発達障害に含まれると厚生労働省の資料に記載されています。
参考:発達障害者支援法の改正について – 厚生労働省

吃音の症状は個人によって異なりますが、一般的な特徴は以下のようなものです。

  1. 繰り返し(連発): 単語や音節を繰り返し発話する状態です。
    例:「あの人」と言う場合「あ、あ、あの人」
  2. ブロック(難発): 発話中に言葉がつっかえて、声が途切れる状態です。
    例:「・・・あの人」
  3. 引き伸ばし(伸発): 第一声を引き伸ばして発する状態です。
    例:「あーーの人」

これらの症状によって、吃音を持つ人々はコミュニケーションに制約を感じることがあります。吃音は言語の流暢さやコミュニケーション能力に影響を与えるため、日常生活や社会的な関係において困難を抱えることがあります。

ただし、吃音は人によって症状の程度や発生頻度が異なるため、個人の経験や状況によって異なる表現が見られることもあります。吃音を持つ人々には、個別の評価と専門的な支援が必要です。

吃音の種類

吃音には、主に以下のような種類があります。

  1. 繰り返し型(Repetition-type):言葉や音節を繰り返して発することが特徴です。例えば、「ととととももももりりり」と言うように、音節や単語を何度も繰り返します。
  2. ブロック型(Block-type):言葉がつっかえたり、声が途切れたりすることが特徴です。発話中に音声の流れが停止し、発声をすることができなくなる状態です。
  3. 繰り返しブロック型(Repetition-Block-type):繰り返しとブロックが組み合わさった形態です。発話中に言葉や音節を繰り返すだけでなく、一部の音節でブロックが生じることがあります。

吃音の種類は個人によって異なる場合があり、一人の人が複数の種類の吃音を経験することもあります。また、吃音の症状は状況や精神的な状態によって変化することもあります。

吃音の種類を理解することで、吃音を持つ人々に対してより適切なサポートや治療が行われることが重要です。専門家の指導のもとで、個別の症状や特徴に応じたアプローチが適用されることで、吃音の管理や克服に向けた取り組みが進められます。

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