小学校、中学校の不登校の児童生徒が通信教育を利用して学習を行う場合、出席扱いになることをご存じでしょうか?(※条件あり)具体的にご説明します。
通信教育とは?
通信教育は、学校に通えない状況や特別な事情を抱える子どもたちが、自宅で自分のペースで学習を進めるための教育方法です。通信教育では、教材やテキスト、オンラインの授業などを活用し、専門の講師等の指導等を受けながら学習を進めることができます。
通信教育での出席扱い
通信教育を利用して学習を行う児童生徒は、通常の学校と同様に「出席扱い」になることがあります。出席扱いとは、学校への出席と同等の扱いを受けることを意味します。ただし以下7つの条件を満たす必要があります。
- 親御さんと学校が密に連携がとれていて協力関係がある
- インターネット等を利用して提供される学習活動である
- 訪問等による対面指導が正しく行われる
- 学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムである
- 校長が対面指導や学習活動の状況等について十分に把握している
- 学校外の公的機関や民間施設で相談や指導を受けられない場合に行う学習活動である
- 学習活動の評価においては,その学校の教育課程に照らして判断する
まとめ
通信教育は、不登校のお子様や特別な事情を抱えるお子様にとって、学びを続けるための貴重な方法です。適切な手続きと学校との協力を通じて、お子様の学びの機会を確保しましょう。